英語勉強中の高校生レイちゃん、そして同じように英語をがんばってるみなさん。
今回は、「made of」と「made from」ってどう違うの?という疑問をやさしく解説していきますよ。

こんにちは。えいご教室 Open Sesame です。
ホームページへお越しくださり、ありがとうございます。
このコーナーは、英語学習中の高校生レイちゃんから、いろんな英語の疑問についてお答えするコーナーです。
読んでくださっている皆さんにも参考になったりお役に立てると嬉しいです。
さて、今日はこんな質問が届きました。



「made of」と「made from」の違いについて、わかりやすく教えてください。
えんぴつって、木でできているけれど、枝の形をしているわけでも無いし…どっち使うんでしょう?
チーズって、乳製品だから牛乳からできてるって知識としてはわかるけど…考えれば考えるほど混乱してしまいます。
今日は英語でよく使う「made of」と「made from」の違いについて、わかりやすく解説します。
たとえば、
「このテーブルは木でできている」
「チーズは牛乳から作られる」
こんなとき、どっちを使うか迷ったこと、ありませんか?
結論から言うと、ポイントは「素材の形が残っているかどうか」です!
「made of」ってどんなときに使うの?
→ 素材の“形がそのまま残っている”ときに使います。
つまり、「目で見て素材が何か分かる」「触って素材の感触がわかる」ようなものですね。
例文:
The table is made of wood.
(そのテーブルは木でできています)
→ 木の表面が見えるし、触ったら木ってわかりますよね。
The ring is made of gold.
(金でできた指輪です)
→ キラッとした金属、見た目で「金だな」と分かる。
This chair is made of plastic.
(この椅子はプラスチック製です)
→ ツルッとした質感で、素材が明らか。
素材がそのままの姿で使われている場合は、「made of」選びましょう。
「made from」はどう違うの?
→ 素材の“形が変わっている”ときに使います。
元の材料が加工されて、もう見た目ではわからない状態になっているときです。
例文:
Cheese is made from milk.
(チーズは牛乳から作られます)
→ チーズを見ても「牛乳だったんだ!」とは思わないよね。
Paper is made from trees.
(紙は木から作られます)
→ 木をそのまま使ってるわけじゃなくて、加工されてる。
Wine is made from grapes.
(ワインはぶどうから作られます)
→ ぶどうの形、もうどこにも残ってない。
見た目や形が大きく変わっていたら、「made from」が自然です。
よくある質問に答えてみよう!
Q:えんぴつはどっち?
→ made of が正解!
木の部分が見えてるし、手で触っても木だとわかるからです。
The pencil is made of wood.
(えんぴつは木でできている)
Q:このテーブルは杉の木で作られている、は?
→ これも「made of」を使います。
木の質感や模様が残ってるので、「形が変わっていない」と考えます。
The table is made of cedar wood.
(そのテーブルは杉の木でできています)
ざっくり違いをまとめると…
made of | made from | |
---|---|---|
素材が見える? | ✅ Yes | ❌ No |
形が残ってる? | ✅ 残ってる | ❌ 変わってる |
例 | 木、金属、プラスチック | 牛乳→チーズ、 木→紙、 ぶどう→ワイン |
覚え方ワンポイント!
🔸 made of → 見える素材(形そのまま)
🔸 made from → 見えない素材(形が変わってる)
身の回りのものを見ながら、
「これは made of?それとも made from?」って考えてみると、自然に覚えられますよ♪
迷ったときは、このブログを思い出してね。